/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_//_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
栽培雑記 Vol-5 
D.schizandraの栽培
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_//_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


1.概要
Drsoera schizandraの人気は以前から続いており、当方の分譲リストでもすぐに売切れてし まうほどの人気種である。価格も以前は子苗で4,000円程度であったが、今では500円から 1,000円程度、伊勢丹でも大きな株で3000円程度まで落ち着いている。
この植物の何処に魅力があるのか? 南アフリカ産のものや、球根、ピグミー種とは違った 魅力があるのであろうが、私は、「栽培が難しい故の魅力」と思う。実際、この植物を国内で 維持、増殖に成功している人はどれだけいいるであろうか? 別に私自身の栽培技術を誇示 しているわけではないが、枯らしてしまっている人が多いのではないであろうか?
栽培のポイントは後で述べるとして、この植物の謎めいた魅力を存分に味わっていただきたい と同時に、ぜひ維持、増殖に努めてほしい。

この植物の近縁種としてD.prolifera D.adelae D.indicaが挙げられるが、D.indicaは1年草ゆえの 難しさはあるが、D.prolifera D.adelaeは、既に一般の業者でも増殖普及させており、伊勢丹屋上 でも数百円で購入可能なまでになっている。しかしD.schizandraだけは、未だ一般の業者も 苦戦しているようである。

2.自生地の様子
この植物の自生地の様子は、写真やビデオで紹介され、日本人でも越川氏、宮本氏がその 場所を確認してきている。彼らの話によると、標高がやや高く、夜は涼しく、木漏れ日のある 日陰に群生しているという。土の上に堆積した枯葉の中に根を張っている感じで、引っ張ると すぐに株が浮く状態だそうだ。土はあまり湿っているわけではなく、以上のことを勘案して栽培 に取り組まなければならない。

3.栽培方法

1.日照と温度
自生地の状況からすると強い日光は必要ない。日陰で充分である。できれば明るい日陰で あれば問題ないであろう。自生地では夜は寒くなるようであるが、これは栽培上考慮する事 はないようです。また一般的に夏の暑さが問題であるようなことが言われていたが、当方で は夏の暑さは全然問題にならない。うちではNepenthesの温室内の棚の下に置いているだ けで、真夏は40度以上に達するであろう。しかしそんな環境でも問題なく10年以上維持し ている。

2.腰水と用土
自生地の状況から用土の過湿は禁物です。ミズゴケで問題なく、腰水しないか、浅い腰水で 充分である。当方では表面だけミズゴケで、鉢のほとんどは日向土で植えており、4号の大鉢 で少し腰水している。できれば生ミズゴケが好ましいようであるが、入手が難しいようであれば 乾燥ミズゴケを戻したものでも問題ない。

3.空中湿度
この植物の最大のポイントといってよいであろう。空中湿度は終日、常に90%以上は保持しよう。 低湿度だとすぐに葉が萎れてきます。前徐したとおり、ネペンテス温室の棚下が最適な場所で す。室内で栽培する場合も、昆虫飼育用のケースにアクリルの蓋をしておけば、問題なく栽培 できると思います。

4.増殖
増殖は葉挿しが容易です。葉をちぎって、ミズゴケの上に並べるだけで、1ヶ月もすれば発芽 してきます。葉挿し用の葉は、直径5mm程度の小さい葉でも充分で、葉挿しの成功率は90% 以上です。大きな葉でやると、葉のあちこちから新芽が出てきて、一度に沢山の苗を得る事が 出来ます。また大きな葉は、1cm四方に刻んで行なっても良いでしょう。

今年4月に長年栽培してきたシザンドラが開花した。アデラエと同様に小さい花であるが、薄い ピンク色で、開花後、4〜5日は蕾まずに開花したままであった。種子は出来ないようだ。 また、開花した株は若干弱る傾向があり、「寿命か?」と思ったが、開花後、再び調子を取り もどした。

以上簡単ではありますが、ぜひこの植物にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

トップ栽培場JCPS案内浜田山集会分譲画像文献自生地南総リンク
[PR]女性が輝く公文の先生募集中!:全国で教室開設説明会開催